『Glass70,71 バーテンダーの恋』
バーテンダーと幼馴染のお客様との恋を描いたエピソード。
劇中では二人の思い出として「ジイちゃんが大切にしてる海外旅行土産のウイスキー」である
ジョニーウォーカーレッドラベルが登場しています。どうぞ、その位の年代であろう80年代頃のジョニ赤です。
ハイボールにしてもよいですし
香りが最高に開いている状態であればストレートでいただいても美味しいですよ。少し前までお酒や旅行好きの祖父母やご両親の方が
押し入れやリビングにあるキャビネットにジョニーウォーカーを飾っている
というのはよくある後景でした。
何故かと言うと1970年頃までジョニ黒は実売価格1万円ほど。
当時の大学卒初任給の1~2か月分という高価なものであり
当時の人々にとっては憧れのお酒だった為です。
その後、80年代になると海外旅行者が増加し
免税店で憧れのお酒が手に届く価格で買えた事から
「祖父が大事にしていた海外旅行土産のウイスキー」現象が多くのご家庭でおきていたんです。さて、この現象で出てくるジョニーウォーカーは大抵ブラックラベルになるのですが
劇中で出てくるのはレッドラベル。
これは私の解釈になりますが、80年代ジョニ赤のCMソングは矢沢永吉さんの「Last Christmas Eve」
劇中後半に出てくるカクテル ラストキッスに合わせたものなのかな、って思いつつ読んでいました。
当たっていたら…お酒とマンガが面白くなるエピソードですね。最後にジョニーウォーカーに関する雑学をおひとつ。
四角い瓶に斜めのラベルが特徴的なジョニーウォーカーですが
四角い瓶の形は船で輸送する際の損壊リスクを減らす為に1860年頃から採用されたデザイン。
ですが四角くする事で通常の円筒瓶よりも正面から見た際の可視面積が少なくなってしまいます。
そこでラベルに24度の傾斜をつけ可視出来る文字数や文字の大きさを調整し
また斜めにラベルを貼る事で遠目に見てもジョニーウォーカーだと解るようにしました。
それが今日まで続いている訳なんです。
当時に今と同じニュアンスの「ブランディング」という言葉があったかは解りませんが完璧ですよね。
『Glass70,71 バーテンダーの恋』
バーテンダーと幼馴染のお客様との恋を描いたエピソード。
劇中では二人の思い出として「ジイちゃんが大切にしてる海外旅行土産のウイスキー」である
ジョニーウォーカーレッドラベルが登場しています。どうぞ、その位の年代であろう80年代頃のジョニ赤です。
ハイボールにしてもよいですし
香りが最高に開いている状態であればストレートでいただいても美味しいですよ。少し前までお酒や旅行好きの祖父母やご両親の方が
押し入れやリビングにあるキャビネットにジョニーウォーカーを飾っている
というのはよくある後景でした。
何故かと言うと1970年頃までジョニ黒は実売価格1万円ほど。
当時の大学卒初任給の1~2か月分という高価なものであり
当時の人々にとっては憧れのお酒だった為です。
その後、80年代になると海外旅行者が増加し
免税店で憧れのお酒が手に届く価格で買えた事から
「祖父が大事にしていた海外旅行土産のウイスキー」現象が多くのご家庭でおきていたんです。さて、この現象で出てくるジョニーウォーカーは大抵ブラックラベルになるのですが
劇中で出てくるのはレッドラベル。
これは私の解釈になりますが、80年代ジョニ赤のCMソングは矢沢永吉さんの「Last Christmas Eve」
劇中後半に出てくるカクテル ラストキッスに合わせたものなのかな、って思いつつ読んでいました。
当たっていたら…お酒とマンガが面白くなるエピソードですね。最後にジョニーウォーカーに関する雑学をおひとつ。
四角い瓶に斜めのラベルが特徴的なジョニーウォーカーですが
四角い瓶の形は船で輸送する際の損壊リスクを減らす為に1860年頃から採用されたデザイン。
ですが四角くする事で通常の円筒瓶よりも正面から見た際の可視面積が少なくなってしまいます。
そこでラベルに24度の傾斜をつけ可視出来る文字数や文字の大きさを調整し
また斜めにラベルを貼る事で遠目に見てもジョニーウォーカーだと解るようにしました。
それが今日まで続いている訳なんです。
当時に今と同じニュアンスの「ブランディング」という言葉があったかは解りませんが完璧ですよね。
0
6
園藤 @BAR活キャップ
|
03/08
|
登場カクテル・お酒